早めの治療が腰痛を改善する近道【もっと悪化してしまう前に対処】

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抗体を使った診断法

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抗体を使った診断法

免疫沈降法は本来生化学の実験に使われていた手法ですが病気の原因となるタンパク質の検出にも使われるようになってきました。例えばがん細胞では他の細胞にはみられない特別なタンパク質が働いている場合が多くこれが免疫沈降法の標的となります。現在ではそのようなタンパク質のデータベースが作られていますが免疫沈降ではそのデータベースにあるようなタンパク質を抗原・抗体反応によって非常に特異的に検出することができます。遺伝子を使うInsituhybridizationでも同様に病原の特異的な検出が可能ですが免疫沈降の方が対象にできる分子(タンパク質)の種類が多いために多くの種類の病気に適用が可能であるという特徴があります。

病気のタイプまで診断

免疫沈降法を利用する最大の目的は病気のタイプ分けです。一言で「がん」といってもがんには様々なタイプがあります。それぞれのタイプで特定のタンパク質が異常をきたしているのですががん細胞の見た目はあまり変わらないので通常の診断ではタイプ分けが困難です。免疫沈降法はタンパク質を標的にするため同じ皮膚がんでも「タイプA」「タイプB」のような診断が可能でより優れた治療法を選択することができるようになります。これが免疫沈降法の最大の特徴でありがん細胞の「異常増殖する」という性質のみを使った従来の診断法と一線を画する部分です。今後この方法によってがんの早期発見と有効な治療が確立していくことが期待されます。